好きな科目だけはダメ!! 総合的に勉強した方が絶対に良いここだけの理由

宿題の内容や、自習時間の内容によっては勉強科目が学生さん本人に任せられることもあるかと思います。

ついついやってしまいがちなのは好きな科目だけ、考えなくてもいい科目をダラダラやってしまう(漢字の書き取りなどは正にこのパターンですよね。)

しかし、好きな科目だけはダメなのです!苦手な科目も含めて複合的に勉強したほうがいい理由をお伝えします。

総合的に勉強した方が絶対に良い理由

大学入試で困る!

こちらの記事(『センター試験から共通テストへ!大学入試はどう変わる?』)でも紹介させてもらっている「入試改革」。

2020年度の入試改革はその特徴として、これまでの「知識・技能」偏重の試験から「思考力・判断力・表現力」も強く求められるものに変わるといわれています。

例えば数学では計算能力に加えて、長い条件文や会話文を読みとく読解力が求められるものに変化し、逆に国語ではグラフや図表も資料として用いられていることから、文系の学生にもそう知った数学的なデータからの読解力も求められるなど、これまでの科目の枠を超えた、複合的な対応力、思考力を問われるようになります。

大人になってから困る!

勉強は学生だけのもの・・・と思ったら大間違い。

大人になってからも勉強しなければならない場面は大いにあります。

例えばIT業界。驚異的な速度でトレンドや技術が絶えず変化していくこの業界では昨日まで当たり前だったことが今日は古くなっていたり、180°違うことが明日の正解になっていたりという世界です。そこで成功し続けるには日々新しい情報を吸収し、試行錯誤し、とにかく学んでいくしかありません。正解が常に書き換えられる世界でもあります。

大人になってからの勉強は「数学」「国語」のように科目ごと分かれてはいません。
逆に言えば国語の素養、数学の素養、理科の素養、今までに学んだことを総動員して課題に取り組むといえばわかりやすいでしょうか。

発想力やひらめきもそれを生み出す土壌がないと何も出てきません。

アイデアは0から1を生み出すことではなく、実際には今まで学んだことを組み合わせてひねり出すのが多くはないでしょうか。

最後に

どうだったでしょうか。ついつい好きな教科に偏りがちになってしまうのもわかりますが、苦手教科にも勇気をもって向き合ってほしいなと思います。

もちろん一人で取り組む必要はありません。

高校の頃に「受験は団体戦だ」といわれました。友人や学校の先生、塾の先生に家庭教師、いろんな人と協力して、バランスの良い学習を心がけていきましょう!