一夜漬けはなぜいけない?デメリットを徹底解説!

特に中学校に上がると、クラブ活動や遊びなどに夢中で日々の学習の習慣がついておらず、テスト期間、またテスト前に「一夜漬け」でテスト勉強をしてしまう人も多くなっているのではないでしょうか。
一夜漬けには、数多くのデメリットがあることが分かっています。この記事では一夜漬けのデメリットと、継続的な学習の大切さについてご紹介します。
 

一夜漬けのデメリット3選!

 
「テストは明後日だから、一夜漬けでいっか」ついついそんな風に思ってしまう人は、ぜひとも一夜漬けのデメリットを知っておきましょう。
 

一夜漬けのデメリットは主に次の3つです。

 
①テストに集中できない。
②テスト中に、覚えたことを忘れてしまう。
③体調を崩す。

 
一つずつ説明させていただきます。
 

①テストに集中できない

一夜漬けの結果、脳の作業効率が低下してテストの点が悪くなってしまいます。どうしても眠気をスッキリさせることができず、テストに集中できなくなってしまうのです。
 

②テスト中に、覚えたことを忘れてしまう

「あれ?昨日あれほど一夜漬けで覚えたのに、答えが出てこない……」
こんな経験ありませんか?
 
脳の仕組み上、記憶は睡眠中に定着します
そのため、十分な睡眠時間をとらない一夜漬けの場合、記憶が定着しない状態でテストに臨むことになり、覚えていたつもりの解答が出てこなくなってしまうんです。
 

③体調を崩す

中、高、大学生のテストは、一般的に2日以上の期間が設けられていますよね。
例えば初日に一夜漬けをするだけでも、残りの2日間は体調が悪い状態が続いてしまいます。
当然、脳の働きが悪くなってテストの点も悪くなってしまいますよね。
 
テストに集中できなくなりテスト期間中に覚えたことを忘れてしまい、そして体調を崩してしまうことが、一夜漬けのデメリットでした。
 

一夜漬けはNG!継続的に学習することをオススメしたい理由

「一夜漬けのデメリットはわかったけど、今までなんとなく良い点とれてたし……」
そんな風に思ってしまう方も、今は良くても将来的に落とし穴に落ちてしまう可能性があります。継続的な学習の習慣がない人は、学生時代だけでなく社会人になってからも困ってしまうケースが多くなってくるのです。
 
継続的に学習している人は、自分から能動的に学び、考えるという癖がついているので、急な仕事依頼があった時でも、今までの経験や知識からすぐに対応することができます。
しかし継続的な学習の習慣がない人の場合には、どうしても学びが受動的になり、急な仕事の変化や環境の変化に適応することが難しく、仕事でも行きづまってしまいがちです。
 
一夜漬けのデメリットは、テストの時だけではありません。継続的な学習を行ってきた人と比べると、社会に出た時点で既に差がついてしまうのです。ぜひとも継続的に学習するように工夫することをオススメします。
 

一夜漬けのデメリットを受けずに、継続的に学習するためのコツとは?

今まで一夜漬けで過ごしてきた人にとって、いきなり継続的な学習をするなんて難しいですよね。一夜漬けからより効率の良い継続的な学習を体得するためには、毎日の地道な努力が必要になってきます。
そんな負担を少しでも軽くするために、継続的に学習する習慣をより早く手に入れるためのコツを2つ紹介します。
 

①家庭教師や塾を利用する。

一人で勉強をしていると、なかなかモチベーションを保つことが難しくなります。
近くにあるテレビやゲームについつい手を伸ばしてしまって、気づいたら勉強してない!という経験がある人も多いはず。
 
その点、家庭教師や塾を利用すると、定期的に勉強をする時間を設けることができるために、一夜漬けに頼らない知識量を手に入れることができます。
 
一夜漬けのデメリットを防いで、テストの点が上がるなら、思い切って環境を変えてみるのも良いでしょう。
 

②まずは少量の勉強から始めてみる。

テスト範囲を一度に覚えようとすると、まずうまくいかないし、焦って一夜漬けをしてしまって、デメリットの影響が大きくなってしまいます。なかなか勉強を始められない方は、まずは無理せずに少量の勉強から始めてみることがオススメです。
 
人は集中しようと思う時に、もちろんすぐ集中できるようにはできていません。作業を行う中で徐々に集中力が高まっていきます。
例えば漢字を3つ覚える、教科書をパラパラ流し読みしてみる、といったことを行うことで、少しずつ継続的に勉強する習慣をつけていくことも可能になるのです。
 

まとめ

~一夜漬けは今日からやめて、継続的に勉強しましょう!~
 
一夜漬けのデメリットをまとめると
 
①テストに集中できない。
②テスト中に、覚えたことを忘れてしまう。
③体調を崩す。

になります。
 
そこで
①家庭教師や塾を利用する。
②少量の勉強から始めてみる。

 
このような工夫を行ってみて、継続的に学習していくことがオススメです。一夜漬けの習慣とサヨナラして、テストで点を取るためだけでない本当の学力をつけていきましょう。