学力アップの基礎!勉強法の前に生活習慣は大丈夫?

難関校を志望されるお子さんや、自分の現状よりレベルの高い学校を志望しているお子様がついついやりがちなのが、睡眠時間を削ってまで勉強に打ち込んでしまうことです。
受験に限らず、定期テストや実力テストの前日などに一夜漬けや徹夜をした経験のある保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、若いころ、特に成長期の頃にはお勧めできないやり方でもあります。勉強に限らず、ゲームやスマホで夜型の生活になってしまっているお子様も少なくないでしょう。
成績アップを目指すなら、まずは勉強法を色々試すよりも生活習慣の見直しから!

今回は生活習慣が乱れているとどのような悪影響があるのか、解説します!

夜型になりがちな勉強法は成長の妨げにも

勉強時間を増やす場合は、睡眠直前まで気にせず勉強できる夜に頑張るお子さんが多いのですが、家庭教師や塾に通い、帰ってきたら自宅学習で夜中の12時や1時まで勉強し、朝の7時に起きて学校に通うといったサイクルをお持ちのお子さんが多くいるようですが、睡眠時間を削る勉強はお子さんの体調を崩しやすくなったり、身体の成長にも影響してしまうので、オススメしたくない勉強法です。

1日の勉強時間が長くなればなるほど、集中力が切れる瞬間が増え、学校や塾で上の空になって授業を受けても、身になる学習に取り組むことが出来ていないと言えます。そして、子供の頃から夜型生活になる事で、睡眠障害となる可能性も高まります。また、成長ホルモンが減少し、成長段階の体の成長を著しく遅くしたり止めてしまうといった原因にもなります。

お子さんの成長を考えつつも勉強時間を延ばす際に、サプリメントなどで栄養を補填する親御さんが最近では増えています。健康的な生活を送ることが出来れば、サプリメントで十分と考えるよりも、子供の成長期を助ける教育方法を考えてはいかがでしょう。お子さんの心を育む取り組みも、大切な教育の一環でもあります。

ゲームの時間同様で勉強時間も限定にする

小学生や中学生は、朝起きてから学校で授業を受け、帰ってきて自宅学習で復習や予習を終わる学生もいます。しかし、家庭教師や塾に通うといった習い事もこなす学生は、遊ぶ時間の3倍から4倍は勉強をしています。

お子さんが「勉強好きだから大丈夫でしょ」「難関校志望だから仕方がない」と、親御さんも熱心に勉強する子供の姿に安心しきってはいませんか。精神的ストレスなどは目に見えない物ですからより注意してあげなければいけません。

一日の勉強時間は学校の授業を除いて何時間といった限定にしてみてはいかがでしょう。
TVゲームや遊びは一日何時間と厳しく決める割に、決められた勉強時間が経過してもお子さんの学習を止めるご家庭は少ないでしょう。確かに集中している子供の勉強を途中で止めてしまって、やる気をなくさせるのは賢い選択ではないですよね。

しかし、何事にも限度があります。一日のリフレッシュやストレス発散も子供には大切な時間です。そして、お子さんの学習時間を、きちんと決めた時間内に収めることで、集中力アップや継続力を高める要因にもなります。また、生活習慣は親御さんの助けがなければコントロールしきれない事もありますので、お子さんの体に適した方法を一度、考えてみましょう。

引用元:学力アップに大切な生活習慣の見直しで成長を妨げない勉強法

一般的に人間の集中力が続く時間は4~50分だと言います。そういわれてみれば確かに中学校の授業時間は1時間弱になっていましたよね。むやみに長時間学習をするのではなく、適度に休憩を入れながら、平日は〇〇時間まで、休日は少し長くする等のメリハリをつけるのも大事ではないでしょうか。