こんにちは!
今回は個別指導塾と家庭教師の違いについて少しお話したいと思います。
最近、街中で「個別指導」の文字を見かけることが増えたなと思いませんか?
個別指導塾流行の背景
近年、個別指導塾が流行ってきた背景には、いくつかの理由があります。
その一つは少子化。子供たちの人数が減少傾向にある昨今では、学校での指導もかつての1人で1クラス全員を見るというやり方ではなく、1クラスにメインの先生、そして、うまく理解できていない生徒をフォローする先生の2名体制で行われることもあります。
学校での指導がより細かくなりやすい分、塾としてもより細分化していくことで塾ならではの利点を作り出しているのです。
また、大学へ進学することが一般的になった現在、当然一人一人に求められる学習内容、方向性も多様化・専門化しています。
そのニーズに応えやすいのは集団指導型の従来の塾ではなく、個別指導塾なのです。
では、個別指導塾と家庭教師の違いは何でしょうか。
個別指導塾と家庭教師の違い
実はこの違いを本当に理解されている方はほとんどいらっしゃいません。
個別指導塾と家庭教師、どちらにもメリット・デメリットがありますが、「個別指導塾」とはいっても、「塾」である限り、塾としての方針があります。
それの一例が有名進学校への進学実績です。よく〇〇大学〇名合格!!などの掲示を見かけますよね。その数字が塾そのもののブランディングや人気に直結するからです。
そのため、個別指導塾に関しては進学校、よりレベルの高い学校への進学や受験をお考えの方に向いていると言えます。
一方、家庭教師の方が柔軟で臨機応変、お子様にあったきめ細かな指導が受けられやすいというメリットがあります。
家庭教師に向いているお子様
お子様に関して、「学校の授業に追いつけていないのではないか」とお感じになったことはありませんか?
そういったお子様は基礎の部分で取りこぼしのある可能性が非常に多いです。
例えば中学生のお子様であっても、成績の伸びない原因は小学校時代の学習内容の取りこぼしだったなど、こういうケースは実際にとても多いのです。
まず学校は授業内容を学習指導要領にのっとって進めていくことが重要で、100%の理解を生徒に求めることは本当の目的ではないのです。
塾も基本的には基礎の反復ではなく、応用問題の先取りになります。
つまり、その場合だと学校が反復の場になります。
学校の授業に追いつけていないお子様にこのパターンはまったく意味がないことは理解いただけるかと思います。
気をつけたい家庭教師会社選び
では、家庭教師を選ぶ際に気をつけたほうがいいことは何でしょうか。
避けたほうがいいのは家庭教師に任せっきりにしている会社。この場合だと、授業の内容が家庭教師個人の資質に依存する形になり、科目によって指導の質にばらつきがでたり、期待したほど成績が伸びなかったり、ということがあるのです。
大手の会社でもこのケースは割とあることです。
「大手なのに?」と思われるかもしれませんが、大手ほど、TVCMなどの販促費にお金を費やしています。
やはり、家庭教師をしっかり指導するシステムを持った会社がおすすめです。
まだと思った時はもう
「まだと思った時はもう」という言葉があります。
まだ大丈夫、と思っていたら実はもう手遅れだった、という意味ですね。
次回のテストの結果で決めよう、来年も変わらなかったら考えよう。
しかし、「今」対策を行うことで次回のテストの結果がよかったら、来年の今ごろ劇的に成績がアップしていたら・・・
そう思いませんか?