ご挨拶
こんにちは、Takkiです!こちらの記事は『現役大学生が語る大学生のリアルな生活(前編)』の後編となっており、研究とは何かについて、大学院に進学する予定の私がお話しします。もちろん私はまだまだ研究において新米ですが、新米なりの視点で、皆様にわかりやすく親しみやすく説明できればなと思います。Takkiは文系なので、文系の研究に偏ったお話しになってしまう点はご容赦ください。この記事の内容は大学とは何かを理解し、進路選択する上での参考になるのはもちろん、総合的な探究の時間における探究活動のヒントにもなるのではないかと思います!
この記事でわかること
この記事は以下の点についてお話しします。
①研究とは何か
②研究のプロセス
③研究の方法
ざっくりですが研究がどんなものか理解していただければ嬉しいです。それでは順にお話ししていきましょう!
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① 研究とは何か
きっと研究には様々な定義があると思いますが、私は、「今までに積み重ねられた知見をもとに、今までの知見に対して新たな知見をもたらすこと」かなと認識しています。この新たな知見という部分がとても重要です。もうすでにわかっていることをそのままなぞるだけでは研究はできません。小さなことでも、まだわかっていないことを解き明かすのが研究なのです。
今まで解き明かされていないことを解き明かすなんて無理だ!と思う人は多いと思います。私もそう思っていました。もちろん、世紀の大発見のような研究が難しいのは当たり前です。しかし、まだわかっていない小さなことはたくさんあるんじゃないかと私は思います。実際に論文や学会誌を読んだり、学会に参加してみると、どうやって「今までわかっていないこと」を探すのかが理解できました!
学会のおやつが豪華でした!
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②研究のプロセス
以下では研究をするにあたって、具体的にどのような手順を踏むのかを説明します。研究では、以下のことが必要です。
①現在何が起こっているのか、どんな問題があるのかの把握
②その問題について、今までの研究が何を解き明かしてきて、何を解き明かせていないのかの把握
③それを解き明かすための調査
④調査結果とそれから何が新しくわかったのかということの説明
①と②は、大学で行います。そして、③は各個人がそれぞれの方法で行います。調査には様々な方法があるので下で詳しく説明します。そして、調査の結果をもとに、④を大学に持って帰って行います。
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③研究の方法
研究方法は研究によって本当に様々です!自分の研究の目的を達成できるような方法を選択する必要があります。私の分野で代表的なものは、アンケートやインタビューですね。私はインタビュー・現地調査を行いました。自分で対象を探してアポを取り、現地に向かい、情報を得ます。友人はなんとフィリピンまで調査に行きました!
現地調査に行くのは本当に楽しいです。現地の方との出会いや、見たことがないものを見たり、聴いたり、食べたりします。そしてやはり、自分がデザインした研究の成果を達成するために有効な情報を獲得できた時の達成感は大きいです!以下では現地調査の写真を紹介します。
まずは、調査したバンコクの中華街の写真です。
見たことがない商品に出会いました。
出会うご飯にも面白いものがたくさん!このラーメンはお肉の旨みたっぷり!
これは中国の朝ごはんです!水餃子はとっても美味しい!
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まとめ
いかがでしたか。少し研究は何をするのか、楽しさをわかってもらえたかなと思います。こうして行った研究は決して一人で行うものではなく、指導教員やゼミの先輩、同期からアドバイスをもらいながら行うので孤独感はありません。この情報を踏まえて、大学に行くのか、行くならどこの大学のどこの学部学科にするのかをしっかり考えてくれると嬉しいです。また、今日お伝えした研究の内容についてですが、総合的な探究の時間の探究にも活用できると思います。「探究のネタどうしよう…」ともし困っている人がいたら、研究のプロセスで示した4ステップを意識して頑張ってみてください!