ご挨拶
こんにちは、国語科教員免許取得を目指しているTakkiです。実は、免許取得が目前に迫ってきてワクワクしています!
今では国語が得意な私ですが、実は中学生時代は国語が苦手でした。定期テストは点が取れても、実力テストでなかなか点が伸びなかったのです。特に選択問題が苦手だった私は、中学二年生の末に5教科最低点数を叩き出してしまいました。「これはいけない!」と考え、勉強方法を転換しました。その結果、国語は安定して高得点を出せる科目になりました!今回は私がどうやって勉強方法を転換したのかについてお話しします。
勉強方法転換前のTakki
まず、中学二年生までの私の勉強方法を紹介します。(見習わないでくださいね!)
私の勉強方法の特徴としては、
① 文章を楽しみながら読む
② 何となく問題を解く
③ マルバツをつけて解説を読む
という特徴がありました。実は私、国語、つまり日本語=母語なので、特別な勉強は必要ないと思っていたんです…。(漢字は暗記のために勉強しました😅)そのため、問題となる文章を楽しみながら読み、何となくマルバツを付け、解説を読んでいました。読解問題を甘く見ていたんですよね…。
しかし、読んでいらっしゃる生徒さんの中にも、同じような勉強方法をしている人はたくさんいると思います。そのため、ぜひ「当たり前だと思っている今までの勉強方法」を見直し、「より良い勉強法」へと転換するヒントとして私の事例を参考にしていただければ嬉しいです。
関連記事:フィーリングはダメ!国語現代文の「小説」が面白いほど解ける、プロが教える㊙テクニック
新しいTakkiの勉強法
まず、新しい私の勉強方法のキーワードを示します。それは、
① 問題を読む時は、「話の要点」を探す
② 選択問題は、「どれがあっているか?」ではなく、「どれが間違っているか?」という考え方に基づいて選択する。
③ 丸付けをしたら、解説を読むだけでなく、自分の答えの何が間違っているのかを考える。
です。以下で詳しく説明します。
① 問題を読む時は、「話の要点」を探す
以前はまるで読書を楽しむように問題文を読んでいました。しかし、それでは大事なところを読み飛ばしたり、集中できないという問題があることに気づき、国語の問題を解くためには、「問題文を読んだ後に解く問題に正解するための情報集め」をしているんだという気持ちで問題文を読みました。
文章には、言い換え表現(同じことを違う言い方で言う)や、まとめ部分(1番言いたいことを強調する部分)があります。これらを読みながら見抜くことで、この文章がある段落で、そして文章全体で何を言いたいのかを読みながら把握するようにしました。
関連記事:【知らなきゃマズイ】評論文を解くコツは?現代文を克服して国語の点数を上げよう!
② 選択問題は、「どれがあっているか?」ではなく、「どれが間違っているか?」という考え方に基づいて選択する。
②③は、明日からでも皆様がすぐに取り組める部分だと思います。選択問題であっているものを選ぶ際に、選択肢の中でどれが1番正解に近いかを考えながら解く生徒さんは多いのではないでしょうか。私は絶対にそれをしません。なぜなら、バイアスがかかるからです。あっているものを探すつもりで見ていると、全部あっているように見えてきます。
具体例を挙げます。ラーメンを四つ食べて、「最も美味しいものを探してください!」と言われたら、迷ってしまいますよね。そうなると、人はなんとなくの印象や、感動の大きさといった抽象的な判断基準で選んでしまうと思います。しかし、「最も美味しくないものを探してください」と言われたらどうでしょう。判断基準は人それぞれですが、皆注意深く粗探しをするのではないでしょうか。
このように、なんとなくで選択肢を選ばないようにするためにも、間違っているポイントを明らかにして、その上で正解を選ぶのが良いと考えます。(学校のテストは、後から文句を言われないように、先生も真剣にテストを作成しています。そのため、必ず一つの選択肢以外が間違いである根拠が用意されています!)
関連記事:読解力を鍛えるには?読解力の上げ方とその必要性を解説!
③ 丸付けをしたら、解説を読むだけでなく、自分の答えの何が間違っているのかを考える。
これは②に関連しています。丸付けをした後、解説を読みますよね。それだけで満足しないでください。選択問題も、記述問題も、必ず、「なぜ自分の答えが誤りなのか」をしっかり考察してください!この作業があなたの力を高めます。解説の中には丁寧なものもあります。しかし、中には「なぜAが正解なのか」だけ説明して、「なぜBCDが不正解なのか」を示していないものもあります。そのため、必ず自分でその理由を考察し、どうしてもわからなければ、先生に質問をして下さい。私はいつも学校や塾の先生に、「私の答えはなんでバツなの!〇〇というふうに考えれば、正解じゃないか!」とくってかかっていました。
関連記事:古典が苦手な子もこれならできる!古典が苦手な中学生向けの効果的な勉強法
まとめ
いかがでしたか。日頃の少しずつの取り組みは皆さんの力を高めます。そのため、何をしたら国語が得意になるかわからない人は、まず②と③だけでもやってみませんか。もしそれが難しければ、家庭教師の先生と一緒に③をやってみましょう!私たちはいつでも質問を待っていますし、皆さんをサポートできるように全力を尽くします!