こんにちは皆さん!今回は実際の家庭教師の先生による、英語の学習に役立つコラムをお届けします。
このコラムでは、単元のつまづきやすいポイントや効率的な勉強方法について、詳しく解説していきますので、一緒に楽しく勉強していきましょう!まずは英語の「不定詞・動名詞」についてです。
不定詞・動名詞について
この単元では、今までそれぞれの単元の1項目として紹介されていた疑問詞に焦点をあて、中学2・3年生になっても必ず出題される疑問文に強くなることを目標に学習します。 覚えることが多いので、敬遠しがちなお子さんも多いですが、一度覚えてしまえば高校まで使える知識となるのでしっかりおさえましょう。
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不定詞とは?
不定詞は、「to + 動詞の原形」で表される形です。例えば、「to go」「to study」「to play」などです。不定詞の使い方には、いくつかのパターンがあります。
- 副詞的用法:目的や理由を表します。「I went to the park to play soccer.」(私はサッカーをするために公園に行きました。)
- 名詞的用法:行動や状態を名詞として表現します。「To learn new things is fun.」(新しいことを学ぶことは楽しいです。)
- 形容詞的用法:特定の状態や目的を修飾します。「This book is easy to read.」(この本は読みやすいです。)
動名詞とは?
動名詞は、動詞の原形に「-ing」をつけた形で、名詞として使われます。「swimming」「reading」「playing」などが例です。動名詞の使い方もいくつかあります。
- 主語としての例:「Swimming is my favorite hobby.」(泳ぐことは私の趣味です。)
- 目的語としての例:「She enjoys reading books.」(彼女は本を読むことを楽しんでいます。)
- 前置詞の後ろにくる例:「He is good at playing soccer.」(彼はサッカーが上手です。)
ではここから不定詞・動名詞についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
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不定詞とは
この単元では、主に英語の訳し方の幅を学ぶことを目標とします。単元名は不定詞・動名詞ですが、この単元では不定詞に重点を置いて指導する学校がほとんどです。なぜならば、この単元が中学2年生の英語の中で最難関と言っても過言ではないからです。今までは「この単語や熟語はこのように訳す」という一通りの訳し方を学んできました。しかしながら、この単元では更にレベルが上がり、状況や前後の単語に応じて訳し方を変えなければならないのです。
つまり、不定詞とは、その名の通り「訳し方が定まっていない言葉」と言えます。
もちろん 、学習レベルも数段上がるので、ここでつまづく生徒さんは非常に多いです。ポイントを抑えながらしっかり学習しましょう。
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不定詞のポイント
不定詞の基本的な形は「to + 動詞の原形」です。しかし、不定詞の訳し方は一様ではなく、主に以下の3つに分類されます。
副詞的用法:目的や理由を表す。「〜するために」「〜して」
副詞的用法では、目的や理由を表します。例えば:
- 目的を表す場合: “I went to the store to buy some groceries.”
- 「私は食料品を買うために店に行きました。」
- 理由を表す場合: “He studied hard to pass the exam.”
- 「彼は試験に合格するために一生懸命勉強しました。」
名詞的用法:行為や事象を名詞として扱う。「〜すること」
名詞的用法では、不定詞が文中で名詞のように機能します。
- 主語としての例: “To travel abroad requires a lot of preparation.”
- 「海外旅行に行くにはたくさんの準備が必要です。」
- 目的語としての例: “She wants to learn French.”
- 「彼女はフランス語を学びたいと思っています。」
形容詞的用法:特定の状態や目的を修飾する。「〜するための」「〜するべき」
形容詞的用法では、不定詞が名詞を修飾します。
- 例: “This is the best place to relax.”
- 「ここはリラックスするのに最適な場所です。」
この不定詞の訳し方の中で、不定詞が文中のどこに使われているか、前後の単語の品詞などを手がかりにして訳し方を見抜かなければなりません。このように、かなり難しい単元ではありますが、一度理解してしまえば出題傾向は一辺倒な単元でもあるので、周囲のライバルに差をつけやすいとも言えます。難易度は高いですが、一度理解すれば安定して問題を解けるようになるため、時間をかけてしっかりと学習しましょう。
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動名詞について
動名詞については、あくまで不定詞を身につけた前提として学習する単元です。不定詞の訳し方のひとつである名詞的用法と互換性のある表現方法として、一緒の単元内で学習することとなっています。ただ、この動名詞は英会話においてとても私達を助けてくれる文章表現でもあります。
例えば、英語で趣味などを聞かれたときに「音楽を聞くことが好き」や「身体を動かすことが好き」などと答えたいときに動名詞を用いれば、不定詞よりも遥かに簡単に表現することが出来るのです。今の段階では、動名詞はおまけとして考えても良いとは思いますが、言語として英語を見ると知っておいた方が良い言葉なのです。
動名詞は、動詞の原形に「-ing」を加えた形で、名詞として使われます。不定詞とは異なり、特に行動や習慣を表現する際に役立ちます。以下に具体例を挙げます。
主語としての例
- “Swimming is good exercise.”
-
- 「泳ぐことは良い運動です。」
目的語としての例
- “She enjoys reading novels.”
- 「彼女は小説を読むことを楽しんでいます。」
前置詞の後ろにくる例
- “He is interested in playing the guitar.”
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- 「彼はギターを弾くことに興味があります。」
動名詞は、不定詞と同様に英語の自然な表現に不可欠です。特に日常会話や文章の中で、行動や習慣を話す際に使われることが多いです。
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不定詞・動名詞まとめ
今回は、英語の不定詞・動名詞という難解な単元について紹介しました。この単元は、文章で説明出来るほど簡単ではなく、 実際の指導においても、説明を重ね、実践や復習を行い、かなり時間をかけて学習するところ です。
3年生になると更にこの単元を深く掘り下げるので、この単元に躓くと一気に英語に対する苦手意識がついてしまいます。そうならないためにも、どれだけ時間がかかってもいいので、この単元だけはしっかり理解してから次に進むことをおすすめします。この段階でしっかりと基礎を固めておくことが大切です。苦手意識を持たず、じっくりと取り組んでくださいね。
以上が、不定詞・動名詞についての解説でした。次回のコラムもお楽しみに!