オンライン家庭教師ってどうなの?メリットとデメリットを家庭教師が本音で解説!

はじめに|オンライン家庭教師、本当にいいの?

最近、オンラインで家庭教師を受けるお子さんが増えています。文部科学省の調査によると、オンライン家庭教師の利用率は過去5年間で約30%増加しており、特に都市部ではその傾向が顕著です。「塾に通わなくていいし、便利そう!」と思う一方で、「ちゃんと理解できるの?」「集中できるの?」と心配する親御さんも多いのではないでしょうか?
私は家庭教師として、オンライン・対面の両方の指導を経験してきました。その中で「オンラインの方が合っている!」という生徒さんもいれば、「やっぱり対面の方がいいかも…」というケースもあります。
そこで今回は、オンライン家庭教師のメリットとデメリットを徹底解説します。「うちの子に向いているのかな?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

オンライン家庭教師のメリットと課題

オンライン家庭教師のメリット

風邪もコロナも気にしなくてOK!感染症のリスクゼロ

「学校や塾で風邪やインフルエンザをもらってきた…」なんて経験、ありませんか?特に冬場は、感染症の流行が気になりますよね。
でも、オンライン家庭教師ならその心配はゼロ!自宅で学習するので、他の人との接触なし。「受験前に体調を崩したら…」という不安がなくなるのは、大きなメリットです。

厚生労働省の報告によると、学校や学習塾は密閉された空間で長時間多くの人が接するため、感染症の拡大リスクが高いとされています。
特にインフルエンザや新型コロナウイルスでは、学校での集団感染が多発しており、2022年の調査では、全国の学校で確認されたクラスターは約1500件にのぼりました。一方、オンライン学習では他者との接触がないため、これらのリスクを完全に回避することができると報告されています。

送迎なし!移動時間ゼロでラクラク

移動の手間のイメージ

塾や対面の家庭教師だと、「授業時間+移動時間」がかかりますよね。夕方の忙しい時間に送迎するのは、親御さんにとっても負担が大きいはず。
その点、オンラインなら自宅から受講できるので移動時間ゼロ!授業が終わればすぐにご飯やお風呂に直行できます。部活や習い事との両立もしやすく、時間を有効に使えるのもポイントです。

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全国から相性の良い先生を選べる!

対面の家庭教師だと、自分が住んでいる地域にいる先生の中からしか選べません。そのため、相性の良い先生を見つけることが難しくなることがあります。一方、オンライン家庭教師なら、全国から先生を選ぶことができ、自分の学習スタイルや苦手科目にぴったり合った先生を見つけやすくなります。

苦手科目の指導が得意な先生を探したい場合、オンラインの方が圧倒的に選択肢が広がります。
特に人気のある先生や指導が上手な先生は、移動時間や居住地に制限されずに授業を行えるオンラインの方が受講しやすくなります。そのため、普段は通えないような優秀な先生から指導を受けられるのも、大きなメリットです。相性の良い先生に出会えれば、学習意欲も向上し、勉強がより楽しくなります。

デジタル教材&録画機能で復習しやすい

録画機材

オンライン授業では、ホワイトボード機能やデジタル教材を使うことが多いです。手元の紙に書くよりも図解が分かりやすく、直感的に理解しやすいのが特徴です。
さらに、授業の録画ができるサービスもあり、「もう一度見直したい!」と思った時に復習できるのも便利です。

OECD(経済協力開発機構)の研究によると、デジタルツールを活用した学習は、従来型の授業と比較して最大20%の理解度向上が見られるとされています。また、特に数学や理科の分野で効果が顕著であり、デジタルツールを活用した生徒は、従来の学習方法よりも速く概念を習得することが示されています。

家で勉強するから、リラックスできる

「塾だと緊張して質問できない…」というお子さんもいます。でも、オンライン家庭教師なら慣れた自宅で学習できるので、リラックスして授業に集中できます。
親御さんも近くにいられるので、「今日はどんなことを習ったの?」と会話のきっかけにもなります。

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オンライン家庭教師のデメリット

集中力が途切れてしまった学生

ネット環境に左右される

オンライン授業の一番の弱点は、ネット環境の影響を受けること。回線が不安定だと、音声や映像が途切れてしまい、スムーズに授業が進まないこともあります。

対策

  • 安定したWi-Fi環境を整える
  • 事前にネットの速度をチェックする

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画面越しだと集中力が続かないことも

集中力が途切れてしまった学生

オンライン授業は、どうしても長時間画面を見ることになります。そのため、対面よりも集中力が途切れやすいというデメリットがあります。また、先生が目の前にいないことで緊張感が少なくなり、気が緩みやすいという点も課題です。

私自身、オンライン指導をしていると、生徒さんの集中力が切れているのを見極めるのが対面指導よりも難しいと感じます。対面であれば、表情や姿勢の変化から「疲れているな」「そろそろ休憩が必要だな」と判断しやすいのですが、オンラインではそれが分かりにくいことがあります。そのため、私は常に生徒さんの様子を細かく観察し、声のトーンや回答のスピードから疲れを感じ取るようにしています。実際、集中力が途切れていると感じたときは、問題を解くペースを調整したり、短い雑談を挟んだりすることでリフレッシュできるよう工夫しています。

対策

  • 50分授業+10分休憩など、適度に休憩を挟む
  • 授業前に「これを学ぶ」という目標を決めて集中を維持する
  • 授業中に生徒さんの反応を確認しながら、適宜声かけを行う

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まとめ|オンライン家庭教師、結局どうなの?

オンライン家庭教師には多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。「送迎なしでラク」「感染症の心配ゼロ」「全国から先生を選べる」といったメリットがある一方で、「ネット環境に左右される」「集中力が続かない」といった課題もあります。

最も大切なのは、「お子さんに合っているかどうか」。どんなに便利なサービスでも、本人が「これなら頑張れる!」と思えなければ、効果は半減してしまいます。
お子さんの性格や学習スタイルに合わせて、オンライン・対面のどちらが良いか見極めることが大切です。どちらが合っているのかは、実際に試してみることで初めて分かることもあります。「オンラインは向いてなさそう」と思っても、ちょっとした工夫で快適に学べるケースも多くあります。

たとえば、ある生徒さんは最初、オンライン授業に不安を感じていましたが、授業後に学んだ内容を親と一緒に復習する習慣をつけたことで、理解が深まり、成績が向上しました。また、別の生徒さんは対面授業と比べて質問しやすくなり、積極的に学習に取り組めるようになったという例もあります。

オンラインと対面、それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った学習法を見つけることができれば、学習効果が大きく向上する可能性があります。お子さんに最適な学習環境を整え、「分かった!」「できた!」の瞬間を増やしてあげましょう!