【こんな生徒さんは必見】
- 英単語が覚えられない
- 記憶力が悪くてすぐ忘れてしまう
- 英単語帳は持っているが、やり方がわからない
- 英単語の勉強にやる気が出なくて進まない
- 英単語の勉強はしているのに、なぜかテストで点が取れない
今回は、このように特に高校生になり覚えなくてはならない英単語数も増え、英単語の勉強に危機感を感じているひとたちの為に、『確実に覚えられる英単語勉強方法~自分に合う英単語勉強法』そしてさらに、私自身が行っていた『効率的に、記憶に残るやり方で、苦なく、どんどんはかどる英単語学習』までも、ドーンとお伝えしたいと思いますので、安心してください!
高校生の英単語勉強法バイブルとして、自分に合った方法で確実に単語力を飛躍的に上げていきましょう。
英単語の重要性
英単語は、英語学習の基本の基本!
Q.なぜ、単語は重要なのか?
A.英単語をあるレベルまで学ばなければ、リーディングも、文法問題も、リスニングも、全てがお手上げ状態になるからです。
単語がわからなければ、いくら、その他の力も上げたとしても、何の話をしているか分からないし、聞き取る事も当然ですができません。逆に、英単語が分かると、文法や構造を読み取れなくても、何の話かを想像する事ができ、例えばスピーキングやライティングなどで、間違っていても、単語を羅列すれば、通じる事は多々あります。
つまり、英単語力というのは、英語の最も基本の土台となる必須アイテム。これがある程度ないと、英語への扉が開きません。
高校生までに覚えるべき英単語数は、4,000~5,000程度と言われています。
数で表してもピンときませんが、要は沢山覚えなくてはならないという事ですので、何をやるか?よりもどのようにやるか? が、ポイントとなります。
関連記事:遠回りに見えて実は近道!「語源」がカギの英単語勉強法
私の経験談
実は、私は、英単語を覚えることに苦労はあまりしませんでした。確かに、当然、高校生の頃は、皆さんの様に、志望校へ向けて、覚えるべき単語は沢山あり、難易度も上級レベルまでこなさなければなりませんでしたが、実は、あまり苦のない勉強法で、時間も無駄にかけることなく、目標までを、達成することに成功しました。
なので、色々な英単語の勉強方法は、もちろんあるので、それらも踏まえながら、私自身の経験そして私自身の指導経験をベースに、高校生のみなさんが、英単語の勉強で悩む時間を解消しますね。
当然、勉強法には、各自に合うもの、があります。
なので、あらゆる勉強法も触れつつ、最も効果的かつ苦痛の少ない方法を、今回、解説していきたいと思います。
苦痛の少ないとあえて言う理由は、やはり、楽な方が、もっと言えば楽しければ、自ずとどんどん進んでいけるからです。
関連記事:受験生必見!最適な英単語帳の選び方とオススメ単語帳
1 英単語の基本的・効果的な勉強方法
『英単語学習を習慣にしよう!』
「繰り返す」&「5感をフルに使う」
⚫︎英単語を身につけるために欠かせないのが、「反復練習」だからです。
⚫︎「5感をフルに使う」→記憶にしっかり残りやすくなるからです。
《英単語帳には、自分にしかわからないチェックやメモ書きをどんどん付けていく!》
[具体的なやり方10ステップ]
①目的・レベルに合う英単語帳を買う
学校などで配られているものでもいい
自分がやりたい!これならやりやすそう!というものを選ぶ
②一冊を3周する目標に基づいて、学習プランを立てる
いつまでに終えればいいのか?に合わせて、語数やページ数を計算し、1日または一週間に、こなすべき量を決める。
③プランに合わせた進度で進める
プラン通り完璧にできなくてもいい。
例えば、今日は別のやるべきものがあるから、今日の分は明日まとめてやろう、や、逆に、今日はまだできるから明日の分もやってしまおう、など、柔軟に進める。
④一つの単語について、発音・綴り・意味・使い方(熟語・関連語・関連表現・例文)を、余す事なく確認
書いたり、発音したり、読んだり、五感を使うこと。
・「音読」
・「意味をイメージとしても捉える」
(例えば、前置詞などは特にイメージや感覚的なものなので、そのような説明がある単語帳の方が、身につきやすい)
・「例文も必ず確認する」
(英単語の意味は、日本語の意味と完全に一致しないものが多く、”どのように使うのか?” を把握するために、実際の例文も一緒に見ることは大切)
⑤知ってる単語は飛ばして、知らないもの・曖昧なもののみに集中し、それらにチェックを入れながら進める
必ず、このチェックを入れる事。
⑥確認テストがついていたら、活用し、できなかったもののみにチェックを入れる
⑦終わったら、2周目へ。同じやり方で進める
1周目より、2周目になると、チェックが減っていく。
⑧終わったら、3周目へ。同じやり方で進める
2周目より、3周目になると、チェックがかなり減っていく。
(間違えやすいものは、反復練習を繰り返そう!)
⑨3周目まで繰り返した結果、ほぼまたは100%身につく
⑩必要があれば、次のレベルの英単語帳、または別の英単語帳へ進む!
〔注意点〕
(1)よく、生徒たちの中に、早く終わらせる事が目的みたいになっていて、例えば、赤字で書いてあるような頻出のものだけを覚えようとしていたり、または、一つの単語につき複数の情報が書かれていますが、それらは無視したりしているパターンが、頻繁に見られます。
これは、よほど時間のない場合以外、NG!
私自身、一つの単語帳を、隅から隅まで、余すところなく、確認しました。
もちろん、志望校に合わせたレベルのものを最終目標にします。
それに必要なものについては、本の中での強弱関係なく、”貴方が志望校に合格するには必要!”だからです。
(2)忘れるのは当たり前
これも、よく生徒に見られる事ですが、
完璧を求めないことが必要です。
本当に覚えられたかなあ?といちいち不安にならない。
それは、別の分野や試験で、きちんと効果は実証されるからです。
また、そもそも私たちは過去のものは忘れるようにできています。なので、繰り返す事が必要なのです。また、繰り返し覚えたものは、なかなか忘れることはありませんよ。
(3)単語ひとつひとつには時間はあまりかけない
基本的に、短期間で終えなくてはならない為ひとつひとつに時間をかけすぎず、リズミカルにできるよう慣れていく事。
一冊を3周させるには、大体3~6ヶ月で計算して、プランを立てましょう。
関連記事:【英語に悩む高校生必見】暗記不要&イメージですぐに覚える必須英熟語
2 Mme.chichiの魔法のラクラク英単語勉強方法
『単語帳はマンガ』
私の英単語の克服体験
次に、私自身が高校生の時にどのように英単語を制覇したかについて、お話ししますね。
当時、英語は好きでしたし学校では特に問題ありませんでしたが、流石に志望校合格ラインのための道のりはハードなものでしたので、この大量の英単語をどうしたら、短期間で入れられるかな?と考えた結果、とにかく苦にならないかつ効率的にしたいなあ!とたどり着いた方法が、(今、私は画家でもありますが)当時もマンガやアニメを好きでしたので、これらはそう言えばやめられなくなる程、読み進む上に、全部覚えてしまっている、という事に結びつけ、「そっか!英単語帳も、サイズもマンガみたいだし、英語のマンガだと思って取り組んでみよう!!」と、思い付き、始めたのです。
具体的なやり方1ステップ&1ポイント
①マンガを読む時と同じ環境や進み方で、英単語帳を、読む
例えば、マンガを机に向かっては読みませんよね?
私の場合、ベランダでリラックスしながらや、部屋でゴロゴロしながら、または寝る前などはベッドの上などで、左手に英単語帳、右手にペン一本。
これを、1 英単語の基本的・効果的な勉強方法で説明したやり方で、時間を見つけては行いました。
私の場合、「読む」「声に出して言う」事のみで、綴りも覚えられたため、使ったのは、「口」と「ペンでチェックやメモ書き」だけです。
この勉強方法で、無事、目標に合わせた期日までに、頭に入れる事ができました!
また、ボキャブラリーが増えた事で、長文読解も上達し、模擬試験の判定もどんどん上がっていきました。
これが、私Mme.chichiの実際に行った英単語帳の勉強法です。
なので、私にとっては、
『英単語帳を、マンガのように読む』
=『効率的に、記憶に残るやり方で、苦なく、どんどんはかどる英単語学習』
なのです!
②+PLUS
それ以外に私が意識していたポイントが1つあります、それは…..
『単語以外の英語学習の間も、必ず出てきた知らない英単語は確認する!』
つまり、英単語の勉強以外の、文法問題に取り組む際、長文読解に取り組む際、発音問題に取り組む際にも、抜け目なく、知らない単語や曖昧な単語を、確認するということです。
これは、私が指導者になってからいまでも生徒達にも、アドバイスとしていつも言うようにしている事です。つまり、「量より質」が重要である、と分かっているからです。
関連記事:勉強の質ってなに?勉強の質を上げるための方法とは?
3 その他のタイプ別勉強方法
人によってベストな覚え方は英単語に限らず異なります。
なので、1の勉強方法でもいいし、2の私の方法を試してみてもいいし、さらに、それ以外の効果的な英単語勉強法も、今回お伝えしますので、”自分に合う覚え方” を、是非見つけて実行してみてくださいね。
①多読
様々な単語に出会える上に、実際どのように使われているのかが、体感できる。
また、語彙力が飛躍的に向上する!長文読解力も向上させたい人には、オススメです!
②歌や映画・アニメ
内容により、入試対策に直接つながる訳ではないですが、生のそして今の英語に触れる事ができ、なにより、音・耳慣れが飛躍的に進みます!また、聞くだけでは意味のわからないままになってしまうため、歌詞も確認しながら聴くようにすることで、勉強のような感覚とは違う、楽しみながら身につけられる勉強法です!
③とにかく見て覚える
目で覚える事ができる人は、これがオススメです。
見るだけなら、時間節約になり、どんどん進んでいけるので、出来そうな人は試してみましょう!
④とにかく聞いて覚える
耳で聞いて覚えられる人には、これがオススメです。
こちらも、時間節約になるので、どんどん進められ、効率的な勉強法になります!
⑤とにかく書いて覚える
書く事も当然重要です。書けるということは、その単語をきちんと分かっているという事を証明します。
また、国立大学はじめ、英作文問題などがある大学入試を受ける人は、この勉強法も、必須です。
さらに、書く際に必ず音読も伴うため、書く事は、最も記憶に刻み込める覚え方という事を覚えておきましょう!
⑥英語で見ても、日本語で見ても、わかるようにする
「英語⇔日本語」の、双方向学習は、少し手間はかかりますが、確実に覚えたい人に、最もオススメする勉強法になります。一言で言えば、これは、英語習得において、パーフェクトな最強メソッド。
私自身、学校のテスト勉強で、この方法で、満点を取っていました。ハイレベルを目指したい人にオススメします!
まとめ
今回は、英単語の勉強法について、私自身の経験も含めて、沢山書かせていただきましたが、この方法なら….!と、ピンと来るやり方を、今の学習に取り入れてみてください。毎日コツコツ型の人もいれば、週末に一気にやりたい人もいます。
私のように、いかに自分にとって快適に学べるかに焦点を当て、オリジナルの勉強法を編み出してもいいわけです。
勉強とは、基本はみな、英単語の勉強のようなもので、繰り返しながら覚えていくものです。
英語学習につまづいている人は、まず、英単語帳から、始めてみましょう。
是非、自分に合った勉強方法に出会えますように!
Rome is not built in a day (ローマは1日にしてならず)!