ご挨拶
こんにちは、Takkiです。多くの生徒さんが定期テストを終えたシーズンになりました。今テストの返却がある方もとても多いと思います!テスト返却といえば、当時の私はライバルの友達と点数を教え合い、その勝ち負けで一喜一憂していました。
全然関係ありませんが私の勝負飯はトンカツです!
さて、皆さんはテストを返却された時何をしていますか?よく言われるのは「テスト直しをしよう!」という話ですよね。それはもちろんそうなんですが、今日は少し違うお話をしようと思います。最近私が気になっているのが、多くの生徒さんが平均点と比較して自分の点数がどうだったかにこだわっているということです。ちょっとそれは危ないんじゃないかな…と私は思います。その理由について以下でお話しします!
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平均点とは何か?
まず平均点とは何かについてお話しします。もう習って知っている人もいると思いますが、平均点=(集団全員の点数の合計)÷(集団の人数) のことです。集団の大体真ん中くらいの点数というイメージがありますよね。確かに、集団のテストの得点が以下のように満遍なく散らばっていたら、そのイメージは正しいです。
もしあなたの点数が赤色のライン(平均点)だったら、大体真ん中くらいのイメージになりますね。しかし、このような点数の分布にならない場合もあります。それが以下のような場合です。
このように、点数が上位グループと下位グループで完全に分断されてしまっている場合もあります。その場合、平均点を取った人は本当にクラスの真ん中と言ってもいいのでしょうか。事実、あなたは上位層に入ることができていません。この状態を、「平均点を取ったからOK!」と楽観的に捉え、現状を変えなかった場合、受験をするときには上位グループの中に食い込むことは望めないでしょう。
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点数をどう捉えたらいいの?
ここで、どのように点数を捉えるのが良いかについてお話しします。結論から言うと、もう平均点は忘れてください!このテストで平均を超えたのか、超えていないのか、それは大した問題ではありません。それより、点数それ自体を見てください。多くのテストは百点満点ですよね。つまり、あなたの取った点数はそのまま、あなたの得点率になります。それは、特に定期テストの場合、テスト範囲になった単元の習得率を意味します。つまり、テストで60点を取った場合、あなたはそのテスト範囲を60パーセントしか理解できていません!
よく定期テストは平均点が60点くらいになるように作ると言われています。しかし、その60点、つまり60パーセントはどのくらいでしょうか。朝家を出るとき、携帯の充電が60パーセントしかなかった場合、心許ないですね。飲食店でジュースを頼んだとき、半分ちょっとしか入っていなかったらどうでしょう。お店にクレームを言いたくなります。フルマラソンで60パーセント地点にたどり着いた時、残りは約17km。まだまだ先は長いです。60パーセントってこんなもんです。こう考えると60点は喜べないと思いませんか?
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まとめ
いかがですか。既に受け終わった定期テストで扱われた範囲をあなたはもう二度と習うことはありません。一回の定期テストでしっかりとその範囲を習得しないと、受験の前に、習得し残した部分があなたに重くのしかかります。年に5回ある定期テストで60点しか取れていないとしたら、受験直前になって40点(取りこぼした点数)×5(一年あたりの定期テストの回数)×3(中学または高校の3年間)=600点分の知識を詰め込まなくてはいけません。しかもこれは一教科の話です。
そのため、一回一回のテストを大切に取り組み、取りこぼしてしまった部分をテストの後に必ず習得する必要があります。もし何か困ったことがあったら家庭教師がサポートしますので、皆さんからぜひ家庭教師を頼ってくださいね!