「テスト勉強」から「受験勉強」へのギアチェンジ「その場しのぎ型勉強」はダメ絶対

ご挨拶

こんにちはTakkiです!東北地方は寒くなってきましたが皆さんのお住まいの地域はどうですか?私は本日、宮城県のとある小学校で授業をさせてもらいました。朝早く電車に乗って行ったのですが、清々しい風と海辺の景色、田園風景になんだか心を洗われた気分です。秋っていいですね!

清々しい風と海辺の景色、田園風景
車窓から見た風景

さて、本日は、一生懸命勉強しているけれどこれでいいのかわからない、まだ受験への道筋がよくわからない、勉強のコツをつかめていない中学生の方に向けた記事を書きます。この記事を通して、これから受験に向けてどのように勉強に励んでいくのが良いのかについて何か参考になれば嬉しいです!

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「テスト勉強」と「受験勉強」の違いとは?

受験勉強とテスト勉強の違い

まずはタイトルの通り、テスト勉強と受験勉強の違いについてお話しします。まずテスト勉強は、学校の定期テストのための勉強です。定期テストはテスト範囲が設定され、そこの範囲外の問題は基本的に出ません。さらに学校の授業で扱った内容がそのまま出ることも多いので、真面目に日々の授業と宿題、テスト課題を学習すればある程度良い点は取れます。

一方で、受験勉強にテスト範囲らしいテスト範囲はありません。高校受験は中学校で習った内容であれば基本どんな問題も出せます。ですから理科と数学が融合した問題や、数学の一年生の単元と三年生の単元が融合した問題を出せます。こうなると、さらに国語や英語は教科書で扱っていない作品から問題を作成することがほとんどです。そのため付け焼き刃の学力(暗記頼り)ではとても太刀打ちできません。

このような違いがあるため、テスト勉強だけ行なっている生徒さんは、定期テストを凌ぐための勉強しかできていないことになります。確かに定期テストでいい点は取れます。しかし、受験が近づいた時、定期テスト学力しかついていない状況ではとても受験に太刀打ちできません!ですから、今すぐみなさんは「その場しのぎ型勉強」(テスト対策)から、「受験を見据えた勉強」にギアを変える必要があります。

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「受験を見据えた勉強」って何?

受験を見据えた勉強を行う女子中学生

では、「受験を見据えた」勉強とは何でしょうか。それは、テスト範囲とテスト範囲を繋げる勉強です。中間テストと期末テストはそれぞれ違う学習内容を範囲とします。しかし、受験になった時、それらのテスト範囲は合体します。そのため、中間テストが終わった後も、中間テストの範囲の復習を行い、期末テストの勉強をする際にはその勉強内容を過去の学習内容に関連させることが重要です。

具体的には、暗記もの(社会や漢字、英単語や英語文法)の定着を定期的にチェックしたり、数学や理科など分野融合問題が出やすい科目は、協会のテキストの応用問題などを使って、発展的な問題演習をします。そして、国語や英語などについては全く知らない文章を取り扱った問題集を解くなどが良いでしょう。これらはテスト勉強とは別の自主的な勉強として行います。決してテスト勉強が不要だと言っているわけではありません。追加で行うのです。

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まとめ

いかがでしょうか。最後にみなさんへの学びの処方箋をお渡しします。みなさんは今勉強を頑張ってくださっていると思いますが、具体的にどのように頑張っていますか?

テスト勉強に関するフローチャート

みなさんはこのフローチャートでどのタイプに当てはまりますか?

Aの人は私が今回お話しした勉強におそらく近い人だと思います。この記事を参考にしながらその調子で頑張ってください!
また、Dの人は(なかなかいないと思いますが)自分に合った勉強を自分で見つけているのではないかな?と推察します。人それぞれ自分に合った勉強法は違いますから宿題にこだわらず、自分に合った勉強法を見つけられているのは素晴らしいです。(しかし、内申点に響くことが予想されますので宿題はやることをお勧めします)

Bの人は後もう一歩です!テスト範囲が完璧であれば、それらを繋げるのは本当に後少しの努力で実現できます。

Cの人は、優等生タイプです。言われたことはしっかりできます。しかし、言われたことをやるだけでは受験に不利になってしまいます。なぜならライバルも言われたことをしっかりやっているからです。ですからこれからはテスト範囲を完璧にし、受験勉強へとギアを変えましょう。

Eの人はまずテスト勉強を行うことから始めましょう。いきなり受験勉強をやろうとしても、各教科各単元の基本が身についていなければそれは困難です。ですからまずは、家庭教師と相談して第一歩を踏み出しましょう!