忙しい中学生におすすめ!「ブレインダンプ」でストレスを減らして、勉強や部活にも集中できる!

みなさん、こんにちは!中学生や高校生のみなさんは、毎日がめちゃくちゃ忙しいですよね。勉強に部活、友達とのLINEや家族との約束など、やることリストがエンドレス状態。

そんな中で、頭の中がぐるぐる回転して「何から手をつければいいの?」「集中できない!」なんて思うことってありませんか?
大丈夫、今日はそんなモヤモヤした頭をスッキリさせる魔法のテクニック、「ブレインダンプ」を紹介します。

ブレインダンプとは?

頭の中がモヤモヤしている学生

ブレインダンプは、頭の中にある考えや思いを全部紙に書き出して、頭の中を大掃除する方法です。まるで頭の中の引き出しを全部開けて、中身を机の上にドバッと出すようなイメージです。これは単なるメモ取りとは異なります。頭の中のすべてを出し切ることで、思考を整理し、優先順位を明確にすることができるのです。何から始めればいいのかがハッキリして、勉強や部活にも集中しやすくなりますよ。

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3ステップでOK!ブレインダンプのやり方

メモ帳と紙

ブレインダンプはとても簡単です。次の3つのステップで、誰でもすぐに実践できます!

  1. 紙とペンを準備する:まずは、お気に入りのノートとペンを準備しましょう。スマホのメモアプリでもOKですが、手書きの方が脳への刺激が強く、効果バツグンです。
  2. 頭の中にあることを全部書き出す:次に、頭の中にあることを全部書き出します。「数学のテスト範囲広すぎ問題」「部活の新しい技覚えられるかな」「好きな人に話しかけるタイミングがわからない」など、なんでもOKです。順番や文法、「こんなこと書いちゃダメかな」などは気にせず、思いつくままに書きましょう。
  3. 優先順位をつけて整理する:すべて書き出したら、次はそれを整理していきます。まずは、書き出したことを大きく3つに分けてみましょう。「やるべきこと」「気になること」「考えたいこと」などに分類するのがオススメです。そして、その中から「今すぐやらなければならないこと」や「後回しにできること」を選んで、優先順位をつけます。これをすることで、何から取り掛かればいいかがハッキリわかりますよ。

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ブレインダンプで得られる効果

効率が上がっている女子生徒

ブレインダンプを行うことで、どんな良いことがあるのでしょうか?ここでは主な5つを紹介します。

1. ストレス軽減

頭の中にある心配事ややるべきことを外に出すことで、心が軽くなり、ストレスが減ります。例えば、「明日の英語のテスト」「週末の部活の試合」「友達の誕生日プレゼント」など、色々なことが頭の中でぐるぐる回っていると、どれも中途半端になってしまいがちです。でも、これらを紙に書き出すことで、「あ、英語のテストが一番急ぐんだな」とか「友達のプレゼントは週末に買いに行けばいいや」と整理できます。結果、今やるべきことに集中できるようになり、ストレスも減ります。

2. 効率アップ

やるべきことが明確になることで、勉強や部活の計画が立てやすくなり、時間を有効に使えるようになります。特にテスト勉強のスケジュールを立てるときには、この方法が非常に役立ちます。例えば、「月曜日は数学の公式を覚える」「火曜日は英語の長文を3つ解く」というように、具体的な計画が立てやすくなります。また、「休み時間に漢字ドリルをやる」など、隙間時間の活用方法も見えてきます。

3. 気持ちの整理

友達とのトラブルや部活の悩みなど、普段から気になっていることも、書き出すことで整理がつき、冷静に対処できるようになります。例えば、「部活の先輩との関係がうまくいかない」という悩みを書き出すと、「どんな点がうまくいっていないのか」「自分にできることは何か」といった具体的な問題点や解決策が見えてきます。悩んでいることがあっても、紙に書くことで客観的に見られるようになり、気持ちが楽になります。

4. 創造性の向上

頭の中のアイデアを全部出すことで、新しいアイデアが生まれやすくなります。例えば、文化祭の出し物を考えるときに、ブレインダンプを使うと、思いもよらないユニークなアイデアが出てくるかもしれません。

5. 自己理解の深まり

普段あまり意識していない自分の考えや感情に気づくきっかけにもなります。「実は○○のことがずっと気になっていたんだ」といった発見があるかもしれません。

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中高生の日常での活用例

テスト勉強への活用

1. テスト週間の乗り切り方

テスト前は特に頭の中が混乱しやすい時期です。ブレインダンプを使って次のように整理してみましょう:

  • 各教科の範囲を書き出す
  • 得意/不得意科目を分類
  • 各科目の勉強方法をリストアップ(問題集を解く、ノートをまとめる等)
  • 1日のスケジュールを立てる

例:「月曜日:数学の公式暗記(30分)→ 英語長文3題(1時間)→ 休憩(15分)→ 理科の重要ポイント整理(45分)」

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2. 部活と勉強の両立

部活との両立との活用

部活と勉強の両立は多くの中高生の悩みです。ブレインダンプを活用して:

  • 部活のスケジュールを書き出す
  • 空き時間を見つける(朝練がない日、早く終わる日等)
  • その空き時間で取り組める勉強内容を決める
  • 週末の使い方を計画する

例:「火曜日の部活が早く終わるから、帰りの電車で英単語を覚える」「土曜日の午前中は図書館で数学の問題集を解く」

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3. 進路決定のサポート

進路を決める際の活用

将来の進路を考えるのは大きなストレスになりがちです。ブレインダンプを使って:

  • 興味のある分野をリストアップ
  • 得意科目/苦手科目を書き出す
  • 将来やってみたい仕事のアイデアを出す
  • 必要な情報や調べるべきことをメモ

例:「理科が好きだから、医療系の仕事も選択肢に入れよう」「デザインに興味があるけど、美術の成績が悪いから、課外で絵を習おうかな」

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ブレインダンプを上手に活用しよう!

ブレインダンプを取り入れた中学生

中学生は部活も大切な時間ですよね。でも、勉強も頑張りたい。そのバランスを取るのは難しいかもしれません。ブレインダンプを取り入れることで、どちらに集中すべきかが見えてくるので、勉強の合間に部活のことを考える時間も減ります。

たとえば、「今日中に終わらせるべき宿題」や「明日提出のレポート」を一度書き出し、それをやった後に「部活の練習メニュー」を考えるといった具合に、時間を分けて集中することができます。

忙しい中学生にとって、勉強も部活も大切な時間ですが、うまくやりくりするためには頭を整理することが大切です。「ブレインダンプ」を使えば、ストレスを減らし、効率よく勉強や部活に取り組むことができます。ぜひ、今日から試してみてください!