まだまだ暑い日が続きますが、夏休みが明けて学校の授業が始まったことと思います。学校のペースには慣れましたか?
さて、今回は中学2年生の2学期で勉強する助動詞の「must/should/have to」を勉強してみましょう。
助動詞といえば、1年生の時に可能を表すcanや1学期に習ったwill等があると思いますが、これらの使い分けには注意せねばなりません。
ただ、ここは助動詞でもテストや入試の頻出ポイントになるので、しっかり理解して、成績アップを実現していきましょう!
must/should/have toの意味
英語の助動詞「must」「should」「have to」は、どれも「~しなければならない」と訳しますが、それぞれ微妙な違いがあるので、適切に使い分けることが大切です。
つぎにその違いについて見ていきましょう。
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must/should/have toの違い
これらの助動詞は、義務感の強さという点で異なります。
まず、「must」は義務や必然性が強い場合に使います。「私は今日中に宿題を終えなければならない」という強い義務感を表します。
一方、「should」は、義務感は「must」ほど強くはありません。「私はもっと早く寝るべきだ」というアドバイスや提案をする時に使います。
最後の「have to」は、外部から課された義務や必要性を表します。「学校の規則で、制服を着なければならない」というように、自分の意思ではなく、他者からの要求や状況から来る義務感を示します。
例えば、「私は宿題を終えなければならない(must)」と言えば、強い義務感から宿題を仕上げなければならないという意味です。一方、「私はもっと早く寝るべきだ(should)」と言えば、アドバイスとして早寝することが望ましいという提案をしています。最後に、「学校の規則で制服を着なければならない(have to)」では、学校から課された規則により、制服の着用が必要だと表しています。
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例文から使い分けを学ぶ
では、具体的な例文を見ながら、「must」「should」「have to」の使い分けを学びましょう。
(1) 「must」
- I must finish my homework today. (私は今日中に宿題を終えなければならない)
- You must be at the meeting at 2 o’clock. (2時からの会議への出席は必須である)
- She must take her medicine regularly. (彼女は規則的に薬を飲むことが不可欠)
(2) 「should」
- You should start studying for the test earlier. (君はテストに向けて早めに学習するのがよい)
- She should call her parents more often. (彼女は両親にもっと頻繁に電話をかけるべきだ)
- We should save more money for our future. (我々は将来のためにもっと貯金をするのがよい)
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(3) 「have to」
- I have to go to the dentist tomorrow. (私は明日歯医者に行かなければならない)
- Students have to wear a uniform at this school. (この学校では生徒には制服着用が義務付けられている)
- He has to work overtime this week. (彼はこの週は残業をしなければならない)
この例文を見ると、「must」は自分の強い意志や必然性を表し、「should」は提案やアドバイスを意味し、「have to」は外部からの要求や状況から生じる必要性を示していることがわかります。状況に合わせて、適切な助動詞を使い分けましょう。
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否定形と疑問形
(1) 「must」の否定形と疑問形
否定形: 「must not」を使います。
例) I must not finish my homework today. (今日中に宿題を終えてはいけない)
疑問形: 「Must I…?」のように「Must」を文頭に置きます。
例) Must I finish my homework today? (今日中に宿題を終えなければならないのですか)
(2) 「should」の否定形と疑問形
否定形: 「should not」を使います。
例) You should not start studying for the test earlier. (テストに向けて早めに学習する必要はない)
疑問形: 「Should you…?」のように「Should」を文頭に置きます。
例) Should you start studying for the test earlier? (テストに向けて早めに学習するべきですか)
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(3) 「have to」の否定形と疑問形
否定形: 「do/does not have to」を使います。
例) I do not have to go to the dentist tomorrow. (歯医者に行く必要はない)
疑問形: 「Do/Does I/you have to…?」のように疑問文の形式で「have to」を使います。
例) Do I have to go to the dentist tomorrow? (歯医者に行かなければならないですか)
ポイントは、否定形では助動詞の前に「not」を置き、疑問形では助動詞を文頭に移動させることです。また、「have to」の場合は、「do/does」を使って否定形と疑問形を作ります。これによって、助動詞の意味を反転させたり、質問の形式を作ることができます。
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まとめ
今回の内容では、「must」「should」「have to」の違いを理解し、適切に使い分けるための基本を学びました。義務感の強さや状況に応じて、これらの助動詞を使い分けることで、英語の表現力を高めることができ、またテストなどでも正解に使づくことができます。
また否定形や疑問形を正確に使いこなすことは、テストや勉強のみならず実際のコミュニケーションにおいても大いに役立ちます。
引き続き、しっかりと復習し、問題に取り組んで理解を深めていきましょう。