【高校受験】受験勉強はいつから始めれば間に合う?対策と進め方を解説! 柳生 大助学生の時に個別指導塾の講師として働いたことをきっかけに20年以上教育業界に携わってきました。合格へ導いた生徒は延べ1万人以上。今はプロ家庭教師として主に中学生・高校生の生徒を中心に科目指導だけでなく、メンタル面まで含めた指導・サポートを行っています。 更新日:2024年6月5日 受験・入試対策 こんにちは、受験勉強に不安を感じている中学生の皆さん!高校受験が目前に迫る中、「勉強はいつから始めれば間に合うのか?」と悩んでいませんか?この記事では、受験勉強を始める理想的な時期や具体的な対策方法について詳しく解説します。 勉強を早めに始めることで、志望校合格の可能性がグッと高まるだけでなく、自分のペースで学習を進められ、部活動や趣味との両立もスムーズになります。また、余裕を持って受験対策に取り組むことで、ストレスや不安を軽減し、自信を持って本番に臨むことができるのです。この記事を最後まで読んで、合格への第一歩を踏み出しましょう! 目次 高校受験の勉強はいつから始めるのがいい?受験勉強の開始時期受験生の本音受験勉強を始める理想的な時期入試時期を把握しておこう公立高校の場合私立高校の場合受験勉強を始める時期の注意点!「中学3年生になったら勉強する」に注意!定期テストの勉強は、最大の高校受験対策!テストごとに目標設定必ず復習を行い、苦手をなくす計画的な勉強が成功への鍵!高校受験の勉強はいつから始めるのがいい? まずは実際の受験生の受験勉強の開始時期を見ていきましょう。 受験勉強の開始時期 出典:【高校受験】勉強はいつから始めれば間に合う?元教員が解説【塾探しの窓口】 受験生で受験勉強を始めるタイミグで最も多いのが部活を引退したタイミングでした。ただ、この時期に始めるのがオススメというわけではありません。一般的にその時期に受験勉強を自始める生徒が多いというだけで、目指す志望校によってはもっと早くからの受験対策が必要になります。原則は「早ければ早いほど良い」です。 関連記事:中学生に必要な睡眠時間は何時間?高校受験生の理想の睡眠時間も解説! 受験生の本音 一方で、受験生の本音として「もっと早く始めておけばよかった」という声が多く聞かれます。 あるアンケートによれば、高校入試に関する後悔として「もっと早くやっておけばよかった」という声が6割を超えたそう。当たり前ですが、早く始めれば始めるほど多くの時間を勉強に充てることができるのはもちろん、受験生自身にもたくさんの「伸びしろ」が残っています。早く始めれば始めるほど、学力も上がっていき、例えばレベルが一つ上の高校に志望校を変更できることも十分にあり得ます。 また受験が近づくにつれ、どんな人だって緊張感や不安は増していきます。覚えたはずのところでも「本当に大丈夫かな?」と不安に駆られてしまうこともあるでしょう。しかし、もっと早く受験勉強を始めていれば、そういった不安も軽減できます。 関連記事:高校受験の前日と本番にやってはいけないNG行動3選 受験勉強を始める理想的な時期 先にも述べたように受験勉強を始める理想的な時期は、原則として早ければ早いほど良いです。 おすすめは「中2の冬」 中学2年生の冬から始めるのが最も効果的と言えます。この時期から始めることで、基礎をしっかり固めながら、余裕を持って受験対策に取り組むことができます。中学2年生の冬は部活もそう忙しくなく、冬休みにも入るので、授業も一旦ストップし、時間的にも余裕のある時期になります。また、7割の都道府県が中2の成績も内申点に含めるとしているので、やはり中学2年生のうちから受験勉強を始めておいた方がいいのは間違いありません。 部活動との両立がポイント ここでポイントになるのが部活と勉強を堂宇両立させるかという事。スポーツ庁の調査によると、中学生運動部の平均部活動時間は2時間弱あることが分かっています。 部活動と勉強の両立は難しいと感じるかもしれませんが、平日でも最低1時間は勉強すると決めたり、休日に少し多めの勉強時間を設けるなどの対策を行い、勉強も習慣化させるようにしていきましょう。塾や家庭教師を利用するのも一つの手です。 また、効率的な学習法を身につけることも大切です。短時間で集中して勉強する習慣をつけることで、限られた時間でもしっかりと成果を上げることができます。具体的には、暗記科目は隙間時間に、数学や理科などの思考力を要する科目はまとまった時間に取り組むなど、科目ごとに適切な勉強法を実践しましょう。 関連記事:中学生の部活と勉強を両立させるには?勉強のプロが教える効果的なサポート方法 入試時期を把握しておこう 高校入試の時期は地域や学校によって異なります。自分の志望校の入試時期をしっかりと把握し、それに向けたスケジュールを立てることが重要です。 公立高校の場合 公立高校で多くの場合、推薦入試(前期)と一般入試(後期)に分かれています。一般に2月上旬に推薦入試(前期)、2月下旬〜3月上旬に一般入試(後期)が行われるケースが多いので具体的な日程は早めに把握しておくようにしましょう。また、近年では特色化選抜を実施している高校も増えているため、自分がどの手段で入試に臨むのかも考えておきましょう。 私立高校の場合 一般的に、私立高校の入試スケジュールは公立高校よりも早いケースが一般的です。1月上旬から2月上旬に推薦入試、1月下旬〜2月中旬に一般入試が行われることが多いですので、m私立が本命の受験生はより早い時期からの対策が必要になります。 関連記事:【高校受験対策】過去問にはいつから取り組む?上手な過去問の活用方法 受験勉強を始める時期の注意点! 「中学3年生になったら勉強する」に注意! 「中学3年生になったら勉強する」と考えていると、スタートが遅れてしまう可能性があります。受験勉強は一朝一夕に成果が出るものではなく、長期間にわたる継続的な努力が必要です。 それに加え、3年生になると部活動や学校行事でも指導的な役割を担うことも増え、その分忙しさも増していきます。できれば3年生になる前に、受験勉強を開始し、基礎を固めておくことが大切です。 定期テストの勉強は、最大の高校受験対策! ただ、そうなると「志望校も決まっていないのに受験勉強なんて!」という声も聞こえてきそうです。中学校1年生、2年生の生徒さんにとっては定期テストの勉強が高校受験の最も効果的な対策になります。定期テストで良い成績を収めることは、内申点に直結しますし、基礎学力の向上にも繋がります。 テストごとに目標設定 各定期テストごとに目標を設定し、それを達成するための具体的な勉強計画を立てましょう。例えば、「次の数学のテストでは90点以上を取る」といった具体的な目標を持つことで、勉強に対するモチベーションも高まります。目標設定は単なる点数だけでなく、例えば「苦手な方程式を完璧に解けるようにする」などの具体的な項目を設定すると、勉強内容も明確になり、効果的な学習が進められます。 関連記事:ツァイガルニク効果とは?心理学を活用して勉強効率をカンタンUP! 必ず復習を行い、苦手をなくす また、定期テスト後の復習も非常に重要です。テストが終わったら間違えた問題を見直し、理解を深めることで、次回のテストや受験に備えることができます。特に苦手な分野は早めに克服しておくことが、受験対策の上で大切です。 関連記事:復習はなぜ重要?復習の意味と今すぐやりたくなる意外な効果とは? 計画的な勉強が成功への鍵! 高校受験は中学生にとって大きな試練でもありますが、適切な時期から準備を始めることで、確実に合格へと近づくことができます。受験勉強をいつから始めるかは重要なポイントであり、できるだけ早くから準備を開始することが大切です。 また、部活動との両立も重要なポイントです。勉強時間を確保しつつ、効率的な学習法を取り入れることで、部活動と勉強を両立させることが可能です。例えば、平日は短時間でも集中して勉強し、休日にはまとまった時間を確保するなどの工夫が求められます。 入試時期の把握も欠かせません。志望校の入試日程を早めに確認し、それに合わせたスケジュールを立てることで、計画的に準備を進めることができます。特に私立高校を志望する場合は、公立高校よりも早い時期に入試が行われることが多いので、早めの対策が必要です。 受験勉強は長期間にわたる継続的な努力が求められます。早めのスタートと計画的な学習で、自信を持って受験に臨みましょう。努力を重ねた結果は必ず実を結び、志望校合格への道を切り開くことができます。自分の未来を切り開くために、今できる最善の準備を始めましょう。応援しています! こちらの記事もおすすめ! 【高校受験】気を付けて!入試当日にやりがちなNG行動3選 受験勉強に行き詰まったら‥‥受験生におすすめのすぐできる1分ストレス解消法 面接や入試の過度な緊張をほぐす!あがり症を克服し緊張に負けない方法 最近よく聞く「受験うつ」とは?受験うつの概要と対策法を解説! 【保護者の方必見】中学受験のプロが教える、家庭教師選びで失敗しない3つの秘訣 【高校受験対策】過去問にはいつから取り組む?上手な過去問の活用方法 高校受験の前日と本番にやってはいけないNG行動3選 大学入試が新たなステージへ!大学入試改革の背景と保護者の方の最適なサポート方法 関連記事 【特集】公立高校入試対策!家庭教師を利用するメリットとは?大学入試が新たなステージへ!大学入試改革の背景と保護者の方の最適なサポート方法受験生必見!最適な英単語帳の選び方とオススメ単語帳夏を制する者は受験を制す!合格に近づく受験生の夏休みの過ごし方【必見】内申点の重要性が増す今、中学生の内申点アップの方法子どもの未来を応援!進路選択と子どもの可能性を引き出す4つの秘訣 投稿ナビゲーション 前の記事次の記事