【勉強法】効果的な復習の方法とは?学習内容を忘れないために!

「学校で習ったはずなのに学習した内容を思い出せない」あなたも子どもさんも、そんな経験はありませんか?
人間は非常に物忘れをしやすい生き物です。1度記憶した物を、いかに長く記憶し続けるか、あるいは習得するか。その為には復習が必要です。復習や予習をさせる為に子どもを塾に通わせたり、子どもに家庭教師をつけている方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、子どもにとっては、遊ぶ時間も必要。短い時間の復習で、少しでも長く記憶し習得する為には、どのような復習をすればいいのか。効果的な方法が知りたいですよね。
効果的に復習をしながら習得する方法を一緒に探ってみましょう。

 習ったその日のうちに復習

習った内容を記憶する為には、出来る限りその日の内に復習を行うようにしましょう。なぜなら、人間の脳は時間が経てば経つ程、物事を忘れてしまうからです。

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって提唱された忘却曲線というグラフがあります。この曲線は、学習した情報が時間とともにどのように忘れられるかを示すものです。

一般的に、学習した情報は時間が経つにつれて徐々に忘れられていきます。エビングハウスの忘却曲線では、時間と忘却率の関係が示されます。忘却曲線は、学習後すぐに急速に情報を忘れ、その後は徐々に忘却が進みます。ただし、定期的な復習を行うことで、忘却曲線を緩やかにすることができます。

実は人間は学習した20分後には、記憶したうちの42%を忘れてしまいます。ということは、人間は学習してまもなく、その物事を忘れてしまうのです。これぞまさしく「右から左」状態です。記憶に対する対策を何もしないとこの忘れる状態はどんどん進み、24時間後には66%を忘れてしまいます。これでは学習する意味さえも無いのではないかと感じてしまいますよね。

だからこそ24時間以内、その日の内に学習した内容を復習しなければならないのです。
復習の内容はその日に習ったことを全部でなくても問題ありません。ポイント、ポイントを押さえた復習だけでも、記憶期間は伸びます。

授業の後の隙間時間や、家に帰ってからのゆっくりした時間に、少し復習するだけで、復習しなかった時よりも記憶期間が長くなるのです。更に、その日のうちに少し復習をする事によって、記憶する期間を伸ばすわけですから、試験前等に再度復習をする際に思い出しやすくなり、習得につながるので、効果的だと言えるでしょう。

 ずっと忘れないための復習法

復習の習慣があるという方でも、その回数が1回だけという人や、試験前だけという人も多いのではないでしょうか。ですが、本当に記憶に残す為の復習は、何度も何度も行わなければなりません。
そのため、以下のように1回目の復習で未来に繋がる復習方法をしておけば、時間を効果的に使う事が出来るのです。

ノートをまとめる

学校で取ったノートは、黒板に書かれている物を書き写していますね。しかしそのノートを何度も何度も見返すだけでは、時間ばかりが過ぎ去ってしまいます。ですから、ノートの大事な部分だけを別のノートにまとめてコンパクトにし、短い時間で見返すことができるようにします。

図を描いてみる

また、文章で見るとなかなか覚えられないものも、図にしてみると印象に残りやすく、思い出しやすいと言われています。自分で図を描く事で、後々ノートを再度開いて復習する際に、記憶を呼び覚ます近道をする事が出来るはずですよ。

どうしてもノートに書いてまとめる事が嫌で、学校で書いたノートを見ながら復習をしたいという人は、手に鉛筆を持ち、別のノートに落書きをしながら読みましょう。ノートに書いているつもりになって読む方が、ただノートを流し読みするのに比べると記憶には深く残ります。この方法は、作ったまとめノートを後で読み返す際にも効果を発揮します。

家族と復習

最も効果的な方法は、1人で復習するのでは無く、他の人と一緒に復習する事です。友達と一緒に復習すると、意識が他に行ってしまい復習どころではないかもしれませんので、家族で復習することをおすすめします。
親御さんは、「厳しく勉強させなきゃ」という気持ちになってしまうかもしれませんが、厳しさは必要ありません。きちんと覚える為に、「子どもの話を聞く」というところにポイントがあるのです。

本人が理解していると認識していても、実際はどうなのか分からないですよね。理解しているか、記憶しているかを知るために、学んだ事を口から出させて復習するのです。もし、可能であればお母さんやお父さんが、復習する単元を教えると更に良いでしょう。これは子どもにとって、より理解を深めるポイントとなります。目で見て、耳で聞き、口から出すという行為は、3段階に分けて復習し学んでいる事になります。

また、子どもが1人で問題集を解いていると、分からないところは分からないまま、間違えたところは間違えたまま覚えてしまいます。ですが、お母さんやお父さんが一緒に解いていたら間違えたところを訂正する事も出来ますし、子どもは親と一緒に問題を解くという行為だけでも嬉しく感じます。ただの問題集でも、クイズ形式にしてみると、子どもは楽しんで次々と問題を解きます。親子で復習をする事は、効果的に学ぶ事が出来るだけでは無く、親子の絆を深める事も出来ます。これは祖父母でも一緒です。
子どもの事を、家族一丸となってサポートしましょう。

まとめ:復習を行う際の3つのポイントは?~

これまで行っていた復習方法は正しかったでしょうか?効果的だったでしょうか?

・復習は学んだその日の内に
・短時間で見られるようにノートをまとめながら復習をする
・家族と一緒に復習をする

今までの復習方法に、上記の3つのルールを混ぜてみましょう。効果的に復習が出来れば、記憶は増え、記憶期間も伸びます。次の試験は期待できるかもしれませんよ。